メールが突然使えなくなった?考えられる原因と対処法
ビジネスで使用するメールに独自ドメインを利用しているという方も多いかと思いますが、その場合に発生する可能性があるのが「急にメールが使えなくなってしまう」というトラブルです。
Gmailなどの無料メールでもこういったトラブルが発生する場合はありますが、独自ドメインを使用するメールの場合とは原因や対処法が異なってきます。
そこで今回は、独自ドメインを使用したメールが突然使えなくなってしまった場合に想定される原因と対処法について紹介していきます。
独自ドメインの入ったメールを使用している方であれば誰にでもおこりうるトラブルだと言えるので、ぜひこの記事で紹介している内容を参考にしてみてください。
メールが使えなくなった場合に考えられる原因と対処法
独自ドメインを使用するタイプのメールが使えなくなってしまう原因は一つだけではありません。
独自ドメインを使用するタイプのメールが使えなくなってしまった場合に想定されるすべての原因と対処法についてみていきましょう。
こういった不都合が発生する可能性を感じる場合には、ホームページ管理の業者に任せる方法が一番安全です。
1. サーバーに不具合が発生している
独自ドメインでメールを利用する場合レンタルサーバーで用意されているウェブメールサービスを利用していくことになりますが、ごくまれにサーバー側で不具合が発生し、メールが使えなくなってしまうことがあります。
不具合が発生する確率や頻度はサービスによって異なりますが、多いところだと年に数回発生することがあります。
この場合、こちら側でおこなえる対処はありません。不具合が解消されるまで待つことになります。
実際に不具合が発生した場合は運営側から何かしらのアナウンスがあるはずですので、それらを確認しながら対処が完了するのを待ちましょう。
予防策としては、こういった不具合が発生しにくい安定したレンタルサーバーを利用するという方法があります。
2. メールサービスの利用についての更新をし忘れてしまっている
先ほども触れたとおり、独自ドメインのメールを利用する場合、レンタルサーバーのWebメールサービスを利用することになります。
大抵のメールサービスで月契約と年契約が用意されていて、期限が来たタイミングで更新して使い続けていくことになるわけですが、更新をうっかり忘れてしまうことでメールが使えなくなってしまうことがあります。
この場合、メールサービスの利用の更新手続きをおこなうことで再度メールが利用できるようになります。
3. ドメインを更新し忘れてしまっている
先ほどはメールサービスの更新を忘れてしまうことでメールが使えなくなってしまう例を紹介しましたが、ドメインでも同様のことがおきてしまう可能性があります。
ドメインは一定の金額を支払って取得するものですが、取得したからといって完全に自分のものになるわけではありません。
ドメインの取得は、一定期間そのドメインを使用する権利を取得するようなものだと思っておいてください。そのため、引き続きそのドメインを使用し続けるには更新が必要になります。
ドメインは1年単位での更新になることがほとんどですが、更新するのを忘れてしまうとドメインを使用する権利が失効してしまい、メールが使えなくなってしまいます。
この場合、ドメインを更新することで再度メールを利用できるようになりますが、更新し忘れている期間が長くなってしまうと、そのドメインを他者に取得されてしまうこともあるので注意が必要です。
まとめ
独自ドメインで利用しているメールが突然使えなくなってしまった場合に想定される原因と対処法について紹介してきました。
今回紹介した原因の中でもドメインの更新し忘れに関しては特に注意が必要です。ドメインを更新し忘れてしまうと、他者がそのドメインを取得できるようになってしまいます。
もしそのドメインを誰かに取得されてしまった場合、別のドメインを取得しなくてはいけなくなってしまうので、ドメインの更新し忘れについては細心の注意を払うようしてください。
もし更新し忘れてしまっている場合は、今すぐ更新の手続きをおこなうようにしましょう。
また、不安がある場合・よく理解できないという場合には、ホームページ管理の業者に相談してみることをお勧め致します。