メールをサーバに溜めた状態でメールのやり取りをするとメールの送受信が不安定になることがあります。不要なメールは積極的に削除して安定してメールが送受信できる環境を保ちましょう。

サーバからメールを削除する方法について、WindowsとMac、POPとIMAPの違いに基づいてわかりやすく解説します。

1. Windowsでのメール削除方法

Outlookを使用する場合

1. Outlookを起動: コンピュータでOutlookを開きます。
2. メールアカウントを選択: 削除したいメールがあるアカウントを選びます。
3. 削除するメールを選択: メール一覧から削除したいメールをクリックします。
4. 削除: ツールバーの「削除」ボタンをクリックするか、右クリックして「削除」を選択します。
5. フォルダを空にする: メールが「削除済みアイテム」フォルダに移動されるため、完全に削除するにはこのフォルダを右クリックして「フォルダを空にする」を選択します。

Thunderbirdを使用する場合

1. Thunderbirdを起動: コンピュータでThunderbirdを開きます。
2. メールアカウントを選択: 削除したいメールがあるアカウントを選びます。
3. 削除するメールを選択: メール一覧から削除したいメールをクリックします。
4. 削除: ツールバーの「削除」ボタンをクリックするか、右クリックして「削除」を選択します。
5. ごみ箱を空にする: メールが「ごみ箱」フォルダに移動されるため、完全に削除するにはこのフォルダを右クリックして「ごみ箱を空にする」を選択します。

2. Macでのメール削除方法

Apple Mailを使用する場合

1. Apple Mailを起動: コンピュータでApple Mailを開きます。
2. メールアカウントを選択: 削除したいメールがあるアカウントを選びます。
3. 削除するメールを選択: メール一覧から削除したいメールをクリックします。
4. 削除: ツールバーの「削除」ボタンをクリックするか、右クリックして「削除」を選択します。
5. ごみ箱を空にする: メールが「ごみ箱」フォルダに移動されるため、完全に削除するにはこのフォルダを右クリックして「ごみ箱を空にする」を選択します。

Thunderbirdを使用する場合

手順はWindowsでのThunderbird使用時と同じです。

3. POPでのメール削除方法

POPとは

POP（Post Office Protocol）は、メールをサーバからダウンロードしてローカルで管理するプロトコルです。削除の方法は使用しているメールアプリによって異なります。

OutlookやThunderbirdなどのクライアントを使用する場合

1. メールアプリを起動: 使用しているメールアプリを開きます。
2. メールアカウントを選択: 削除したいメールがあるアカウントを選びます。
3. 削除するメールを選択: メール一覧から削除したいメールをクリックします。
4. 削除: ツールバーの「削除」ボタンをクリックするか、右クリックして「削除」を選択します。
5. 設定の確認: POP設定の場合、メールをサーバに残す設定になっていることがあります。サーバから完全に削除するには、アカウント設定を開き、「サーバにメッセージのコピーを置く」のチェックを外します。

4. IMAPでのメール削除方法

IMAPとは

IMAP（Internet Message Access Protocol）は、メールをサーバ上で管理し、クライアントからその状態を同期するプロトコルです。

OutlookやThunderbirdなどのクライアントを使用する場合

1. メールアプリを起動: 使用しているメールアプリを開きます。
2. メールアカウントを選択: 削除したいメールがあるアカウントを選びます。
3. 削除するメールを選択: メール一覧から削除したいメールをクリックします。
4. 削除: ツールバーの「削除」ボタンをクリックするか、右クリックして「削除」を選択します。
5. ごみ箱を空にする: メールが「ごみ箱」フォルダに移動されるため、完全に削除するにはこのフォルダを右クリックして「ごみ箱を空にする」を選択します。
6. サーバ同期: IMAPの場合、削除操作がサーバにも反映されるため、別途サーバ側で削除する必要はありません。

※IMAPを使用している場合、ゴミ箱を空にして完全に削除してしまうともとに戻すことができません。

以上がWindows、Mac、POP、IMAPそれぞれのメール削除方法の詳細です。